2024年12月12日(木)、0 Club(ゼロクラブ)を会場に「Tokyo GreenTech Challenge(※2)」のキックオフイベントが開催されました。東京都が運営する『多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM) (※1)』に採択されたTMIP(Tokyo Marunouchi Innovation Platform) (※3)による本プログラムは、環境・エネルギー・気候変動分野のスタートアップを支援することを目的としています。イベント開始後には、まず本スタートアップ支援プログラムの概要が紹介され、スタートアップが社会課題解決に向けて最短距離でインパクトを実現できるよう、300団体を超えるTMIPコミュニティを活用した支援内容が説明されました。講演セッションでは、東北電力の出馬弘昭氏、鎌倉投信の江口耕三氏、株式会社バイオームの多賀洋輝氏がそれぞれの専門分野からの見解を共有しました。出馬氏は脱炭素系スタートアップとのビジネス開発について、江口氏は社会トランジションを推進するファンドについて、多賀氏は生物多様性保全の重要性について触れました。続いて行われたパネルディスカッションでは、登壇者たちが熱い議論を交わし、参加者からの質問も活発に寄せられました。特に、スタートアップと大企業の連携や社会課題解決に向けた取り組みの重要性について、多くの関心が寄せられました。イベントの最後にはネットワーキングの時間があり、参加者同士で交流を深める楽しいひとときとなりました。スタートアップとの連携を考えている大企業の方々や、環境・エネルギーに関心のある方々が集まり、意見交換や情報共有が活発に行われました。このイベントを通じて、持続可能な未来に向けた大きな一歩が踏み出されたことを嬉しく思います。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。(※1)TOKYO SUTEAMについてTOKYO SUTEAMは、「Global Innovation with STARTUPS」で掲げる 「10x10x10(5年で、東京発ユニコーン数10倍、東京の起業数10倍、東京都の協働実践数10倍)」達成のため、多様な主体による多彩なスタートアップ支援策の実施を後押しする取り組みです。東京都と協働してスタートアップを支援する事業者を「協定事業者」として選定し、協定事業者は東京都や他の協定事業者と連携しながら、スタートアップや創業希望者等に対し、原則1年半にわたりそれぞれのアイデア・ネットワーク・フィールド等の強みを生かした、多彩な支援を展開します。TOKYO SUTEAM公式サイト(※2) TMIPスタートアップ支援プログラム「Tokyo GreenTech Challenge」についてプログラム名を「東京から環境・エネルギー領域の社会課題解決スタートアップを全国・世界へ。 Tokyo GreenTech Challenge」と題し、スタートアップが最短距離で社会課題解決のインパクトを実現できるよう、 300団体を超えるTMIPコミュニティを活用し、「大企業・自治体等のプレイヤー集め」、「協調領域の抽出」、「実証費用・フィールド提供」など強力に伴走いたします。プログラムでは環境・エネルギー・気候変動分野でのスタートアップの募集をし、審査・採択した上で、TMIPコミュニティの大企業や自治体とチームを組成し、実装を見据えた実証実験などを実施します。あわせて、スタートアップの活動の紹介や広報活動も支援いたします。本プログラムにおいて、野村総合研究所は全体サポートや採択スタートアップのメンタリングや協業伴走を、グリーンタレントハブは採択スタートアップに対する人材採用支援やプロモーション支援を、トークンエクスプレスはインパクト測定及びインパクトレポートの作成を行います。 【プレスリリース】TMIP、東京都が運営する「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」の重点分野協定事業者として採択 ~300団体を超えるTMIPコミュニティのアセットを活用し、スタートアップ支援を加速~(※2) TMIP(Tokyo Marunouchi Innovation Platform)についてTMIP は、一般社団法人 TMIPが運営する組織で、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のイノベーション・エコシステム形成に向けて、大企業とスタートアップ、産・官・学・街との連携で事業創出を目指すオープンイノベーションプラットフォームです。会員、パートナーを含めると 300団体を超える組織になります。Tokyo Marunouchi Innovation Platform 公式サイト